初心者でも楽しめるエロゲとして、熱烈な支持を誇るマブラヴ。
マブラヴオルタネイティブの前座的な位置として見られがちなこの作品ですが、オルタ発売前の「オルタまだ～？」などの言葉に代表されるように、この作品単体でも十二分な客層を捕まえていました。
内容は、王道の学園物とロボット物の二部構成。
攻略キャラクターは前編と後編では、一部かわります。
幼馴染やクラスメートと平凡な日常を過ごす中、転校生が現れて波乱が起きる。
まさに、王道です。
ただ、後編部分は前編とはうってかわりつつ、前編との調和をはたしています。
ちなみに後編は、辺り一帯荒野の中、主人公は一人目覚め、荒れ果てた町を徘徊。
校舎跡に行って見ると基地があり、外宇宙生命体(BETA)と戦うというかなりカオスな展開です。
ロボット好きな主人公が、巨大ロボにのるまでと、世界の結末が描かれており、EDには泣かされました。
OPがかなり素晴らしく、ロボットのデザインは巨大ロボット好きの心をくすぐります。
マブラヴでは吹雪・武御雷しか殆どでてきませんが、続編であるオルタには、不知火・海神・撃震・ストライクイーグル・ラプター等、様々なロボットが出てきます。
スピンオフ作品としてトータルイクリプスもあり、その世界観は壮大です。
プレイした事ない方に、絶対の自信を持ってお勧め出来る作品であり(続編含めて)やらないとエロゲーマーとして確実に損をしています。
個人的に一番ヤヴァイと思ったのは、司令のCVが若本な事です。


絵　★★★★★

内容　★★★★★

内容量　★★★★★

エロス　★★★

娯楽性　★

BGM　★★★★★

総合　★★★★★

バルドシリーズの最新作、バルドスカイの前編です。
コストパ面・内容量・BGMでは前作に劣るものの(二部構成なのである程度は予測済みでしたが)、神作と各所で呼ばれていた前作バルドフォースを更に上回るクオリティで登場。
攻略可能キャラクターは3名。
選択分岐によってそれぞれ2つ(？)エンディングが用意されている模様。(詳しくは攻略サイトを見て)
アクション面で完成されたと思われていたバルフォでしたが、要所要所(空気のブーストダッシュ等)で不満が残っていたところを完全に。
更により細部まで拘ったことにより、スタイリッシュなプレイが可能。(ただ、低スペPCだと動かないかも)
正直、アクション面だけでゲームが成り立つレベルです。
主人公は前作同様凄腕パイロット(ホットドガー)ですが、今作はその成長過程も描かれています。
ただ、主人公は基本一匹狼(レインも含めて二匹？)なので、かなりソロ戦が多い気がします。
その上、一週目は若干アクション少な目で、プレイヤーに世界観を理解させる為にある感がします。
(まぁ、内容薄いよりはよいのですが)
二部構成な為、戯画マイン(核地雷)なんて囁かれていましたが、他社ならこれ一本で完結させるレベル。
感想としては、前作より雰囲気が暗め。
菜ノ葉ルートはBADは勿論、GOODも余り気分の良いEDではありません。
エロシーンは前作より若干薄い気がします。

最後に一言。

モホークは俺の嫁！

絵　★★★★★

内容　★★★★★

内容量　★★★

エロス　★★

娯楽性　★★★★★+

BGM　★★★
総合　★★★★

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

戯画の看板シリーズ《バルドシリーズ》を一躍有名にした超が付く名作です。


ネット世界における人型戦闘ツール『シュミクラム』を操り、ハッカーとして気ままに過ごしていた主人公。

しかし主人公が所属するハッキングチーム(草原の狼)最大最後の大仕事として軍のデータベースを ターゲットに選んだことから主人公の人生は大きく動き出す。

ネット空間内での　軍　と　テロ組織　の抗争に巻き込まれた末、
親友は主人公をかばい不慮の死を迎える……。

そして主人公は親友の形見に復讐を誓うのだった……

彼はそこから 軍 や　ネット警備会社　、テロ組織に属する様々な人物と出会い、共に戦い、あるいは敵対することになる。

だが、それぞれ独立し無関係と思われた人物、エピソードは、過去に起った、ある出来事に繋がるのだった･･･。

主人公は知らず知らずのうちにその繋がりを中心とした争いに深く関わり、最終的にその出来事の全貌が明らかになったとき……主人公は、愛するものを救うため、自分の存在全てをかけた戦いを挑むことになる･･･



友情、裏切り、復讐、策略……そして愛。

壮大なスケールながら、そのシナリオには一片のほころびも有りません。

シナリオのみならず、ロボットによる戦闘が有り、それもまたそこらに有る駄作とは格が違う面白さを見せ付けてくれます


キャラクター数が多く、尚且つ様々なやりこみ要素を含んでおり、内容量はかなり膨大。

ルートを全部読み終えた後も、アクションだけで、かなりやり込め十二分に遊べます。

BGMに関してはOPがかなり秀逸で、一度は聞くことをお勧めします。

ロボット好きの方は勿論、そうでない方もどっぷりとはまれる事と思います


ただ、少し古い作品ですので、キャラ絵に関しては好き嫌いが分かれるのと、
主人公の特殊性癖、ヒロインに対する暴行など、少々気分が悪くなるシーンが見受けられるのが唯一の欠点でしょうか

絵　Ｃ

内容　Ａ

内容量　ＡＡ

実用性　Ｃ

娯楽性　ＡＡＡ

BGM　Ａ　

総合　★★★★★




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

全ての評価および論評は、全て棒人間の独断と偏見によるものである事を理解して下さい。

評価基準は、

絵・内容・内容量・エロス・娯楽性・BGMを五段階で。

そして、それらを総合した総合評価から決めさせて頂きます。

基本的に触手・レイプ物・集団プレイは棒人間自身がプレイしない為、評価する事はないでしょう。

処女、非処女が気になる方は米等で聴いて下さっても結構です。